2007年某日渡米。
やなまんは、ダンナ様・大将とともにサンフランシスコでのいつもの日々をいつもこんな感じで楽しんでます?!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
一夜明け、体力も回復。
昨日たっぷり歩いたおかげでゆっくり眠れたし、時差ぼけもなさそう。
ともあれ、今日も元気にローマを歩きましょう~!
+++
ところで、ローマには建国神話があります。
王位を簒奪した者によって、正当なる王の孫である双子の兄弟が川に投げ捨てられた。それを拾い育てた雌の狼。さらには羊飼いが見つけ、成長した2人は出生の秘密を知り王位奪還する。やがて双子の兄弟は領地を巡って争い、兄であるロムルスは弟を殺し唯ひとりの王となる。そして統治したパラティーナの丘を中心とした地に、王の名からローマが建国された。。
+++
こういう神話、大好きなんですよね~。
こじつけだろうが何だろうが、少なくともパラティーナの丘は存在しているわけで、かつてこの地で活躍した人達に思いを馳せてしまいます。今日はどんな遺跡との出会いがあるのでしょう!?楽しみです。
つづき をどうぞ!
昨日たっぷり歩いたおかげでゆっくり眠れたし、時差ぼけもなさそう。
ともあれ、今日も元気にローマを歩きましょう~!
+++
ところで、ローマには建国神話があります。
王位を簒奪した者によって、正当なる王の孫である双子の兄弟が川に投げ捨てられた。それを拾い育てた雌の狼。さらには羊飼いが見つけ、成長した2人は出生の秘密を知り王位奪還する。やがて双子の兄弟は領地を巡って争い、兄であるロムルスは弟を殺し唯ひとりの王となる。そして統治したパラティーナの丘を中心とした地に、王の名からローマが建国された。。
+++
こういう神話、大好きなんですよね~。
こじつけだろうが何だろうが、少なくともパラティーナの丘は存在しているわけで、かつてこの地で活躍した人達に思いを馳せてしまいます。今日はどんな遺跡との出会いがあるのでしょう!?楽しみです。
つづき をどうぞ!
10月3日 ローマ 晴れときどき曇りのち雨
朝食はホテルのビュッフェ。
サラダが全く無いのが気になるけど、ハムとサラミとチーズが美味しい!
でもコーヒー(自動で淹れるタイプ)が壊滅的にまずい……
イタリアに来たというのに、これってどうなの??
今朝はゆっくりめ、9時出発。
今日は「いかにも!!」なコロッセオとその周辺の遺跡を回ります。
昨日買ったローマ・パスも準備万端。れっつごー
テルミニ駅。
出発点はやはりここ。ホテルを駅近くにとってよかったぁ~。食べるところも多いし、地下にはスーパーや色んなショップがあってウィンドウショッピングだけでも楽しい
ちなみに、スーパーでミネラルウォーターを買うといいです。街中に出ると500mlが高いところで2ユーロぐらいしますが、スーパーなら1.5リットルで0.4ユーロです。
地下鉄B線。
これがね…汚いんですよね。ホント今にもスリが出そうな雰囲気。通勤時間と重なって混んでいたし、ちょっと怖かったなぁ。
カヴール駅。
何の変哲もない場所で方向が一瞬わからなくなりましたが、他にも同じ目的らしき観光客がいたので後を追うことに。正解でよかった。笑
雰囲気のある階段を上ると。。
サン・ピエトロ・ヴィンコリ教会。
ホントにここ??
ちょっと洒落た普通の建物に見えますけど…
でも人が入っていくし、とりあえず入ります。
ここにもミケランジェロの作品モーゼ像があるはずなのですが………
ありました!!どどーん、と!
当時の教皇が自分の墓廟を飾るために依頼したものですが、この時期システィーナ礼拝堂のかの有名な天井画に取り組んでいたため、全40体予定していた内このモーゼ像だけを作って終わったそうです。
この傑作の裏に教会の窓があり、自然に入ってくる光でまるで彫刻に後光が差しているような効果を狙っているとのこと。奥が深いねぇ~。
街を歩けば遺跡にぶつかり、教会を巡れば傑作に出会う…なんて都市なんだローマは!
コロッセオ。
今日もド迫力で佇んでいます。やはりここに来なければローマ、いやイタリアに来たとは言えない!!
コロッセオを目の当たりにして、嬉しそうにしている大将を見られたのもまた嬉しい!
観光客をどんどん呼び寄せて長蛇の列…でもローマ・パスがあるから行列を尻目に悠々と入場です!しかもひとつ目の施設だから無料
ローマの人々は、古いものに対してあまり思い入れがないのか、ただの合理主義なのか、数々の古い街道もアスファルト舗装にして高速道路にしちゃうし、神殿も壊してその上に別の物を建てちゃうし。このコロッセオが半ば崩れているのも、実はヴァチカンのサン・ピエトロ寺院の建材として使うためにもぎ取ったからだそうで…
収容人数は7万3千人だったとか!東京ドームの1.3倍ですよ!(日本のTV番組風) しかも天幕がついていたから本当にドームだったわけで…2千年前にこんなものを築いてしまうとは、土木工事好きの名に恥じません。
偶然にも観客席外の通路で特別展を開催中。数々の美術品が惜しげもなく並べられていて、これがまた楽しかった~
コンスタンティヌスの凱旋門。
コロッセオのすぐ脇に建っています。フランスの凱旋門のモデルになっていることでも有名。使いまわしのもぎ取り好きは、この凱旋門を飾るレリーフでも行われています
私はここからまっすぐ伸びる並木通りが好きなんです。写真では伝わりにくいかもしれませんが……。
4頭立ての馬車を駆って(?)勝者がここを威風堂々と通り過ぎる様を思い浮かべちゃうんですよね~
パラティーノの丘。
ローマ建国時の中心地です…この丘、結構高い ひーひー言いながら登った先には神殿跡や博物館があり、初代皇帝アウグスト以降、代々の皇帝が邸宅を築いていたそうです(アウグスト帝の邸宅も長蛇の列で入るのやめました)。
ところで、ここパラティーノの丘はコロッセオとの共通券で9ユーロ。混雑回避の裏技のおかげで、コロッセオではなくこちらでチケットを買うといいよ!と情報発信のとおり、こっちも大行列。意味ないぢゃーん
ま、行列に関係なかった我々にとっては、ローマ・パス様さまですな!
フォロ・ロマーノ。
紀元前6世紀から政治と経済の中心だったフォロ・ロマーノ。使いまわし&もぎ取りの上、さらに破壊したり土砂に埋めたりするのも得意なローマ人。ここも例外ではありませんでした。政治・経済の中心地が移動して帝政時代に掘り返されるまで土砂に埋もれていたおかげで当時は保存状態がよかったとか。
カエサルが暗殺された元老院前の階段。
荼毘に付された場所に建てられたカエサル神殿。
「全ての街道はローマに通ず」の原点となった石。
この地で国の行く末を決めるため、要人が演説し市民投票が行われていたなんて不思議。。
また新たに発掘作業が始まったのか、中央の部分が柵で囲われていました。次に来る時はまた違う何かが見つかっているのでしょうね。
だぁぁぁぁーー、それにしてもお腹空いたぁ!!もう2時だよぉ………
カンピドーリオ広場&カピトリーニ美術館。
広場はミケランジェロの構想の下に作られた広場で美しいです。古代ローマ時代、この丘は信仰の中心地。「神様のための丘」でかつては数多くの神殿が建てられていたそうです。
広場を取り囲むように建つカピトリーニ美術館は、世界最古の美術館。広場の騎馬像を正面に見て、右手の建物が入口、左手の建物が出口。一見繋がっているように見えないし、むしろ出口の方に「Musei Capitolino」なんて垂れ幕があるので入口が分からず迷い、
や「どぅーヴぇ いる えんとらーた(入口どこ)?」
と初のイタリア語文章を勇気を振り絞って警備員に投げかけてみました。
勤務中なのに携帯で楽しく談笑中だったので「あっち」と指されただけ。
私のドキドキした時間を返せ(再)。
まぁ、イタリア語で返事されてもわかんなかったんでいいんだけど。とりあえず通じたみたいだからいいや。
後で知りましたが、この美術館は右手の建物が「コンセルヴァトーリ美術館」、左手の建物が「カピトリーノ美術館」、両方あわせて「カピトリーニ美術館」と呼ぶそうで。
入場料は6.5ユーロだけど、ローマ・パスで素通り。
とにかく中は超複雑で迷いまくりました。
イタリアの観光地では、地図が配られないので所々にある地図を参考にするしかありません。
この美術館では何と言っても、ローマ建国神話の「赤子で捨てられていた双子の兄弟が雌狼に育てられた」という題材を元に作られたブロンズ像が有名。ほら、教科書で見たことがあるでしょ?!
建国の双子
謎な三つ子
双子は後から付け足されたということですが、いいバランスです。手で触れられるんですから、欧米の美術館はすばらしい!
歴代皇帝の胸像も印象深い。似ているのかどうかは分からないけれど、皇帝も人間で、はるか前に存在してその辺を闊歩していた人なんだなって考えると面白いものです。女目線から行くと、「あ、この人なかなかイケメン」なーんて思ってみたり。
ようやくとった昼食はこの美術館のテラス席で。手すりがあるので座ってしまうと眺めはイマイチだけど、風が気持ちいい。しかも美味しい!特に大将が注文したフォッカッチャは最高
ヴェネツィア広場&ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世記念堂。
イタリア統一を記念して1911年に完成したもの。どこにいても割りと目に付きやすいので、方向を知るのに便利です。ここのテラス席のカフェも眺めが良いとか。広場もローマのランドマークにふさわしく賑わっています。
確かこの近くで「地下鉄C線」の工事現場を見たような…。どこを走るんだろうなぁ??観光地巡りに便利になるといいな!
サンタ・マリア・ソープラ・ミネルヴァ教会。
前回パンテオンに行くついでに見つけて「覗いてみようか?」と友人と気軽に入ったところ、深く青い天井とバラ窓にすっかり魅せられてしまったのです。今回も来ることが出来てよかった!
そうそう、ここはガリレオが有罪となった「地動説」の異端審問の場所でもあるのです。
表にあるオベリスクの台座の象さんは、ミケランジェロの再来と言われたベルニーニの作品。
パンテオン。
紀元120年に再建されて以来の姿を留めている古代ローマの建築。無骨な外見とは裏腹に内部は壮麗です。
見よ!この曇天の下の重厚感!!
入って左手にラファエロのお墓があります。
手ブレ失礼
前に来た時から疑問に思っていたのですが、クーポラ(天井のドーム型)の円窓はすっぽり空いているけど、雨が降ったらどうなるんだろう……ってしっかり濡れました。小雨が降り始めたのです
疑問解決ですっきり?!
ナヴォーナ広場。
かつて馬車競技のあった場所らしく細長い広場です。
中央は噴水と大道芸人と怪しい露店商の溜まり場、周囲はテラス席のあるレストランが並んでいます。
ローマには数々の噴水がありますが、私の中ではこの「横綱噴水」が一番インパクトあるんですよね~
ほら?手前の彫刻、関取に見えますよね?!
夕食まで時間がまだあるというのでお土産探しに広場を一周しようとしたところ、1/4周もしないうちにレストランの勧誘に遭い、気づいたら席に座っていました。
このお兄さんが商売熱心な勧誘をしてました。
ここでいただいたのは、ピザ・マルゲリータ、グリーンサラダ・カルボナーラ。
このカルボナーラが絶品~
大将から食べ物を奪ったのは、これが初めてかもしれない。そのくらい美味しかった!量が上品だったのがちょっと残念なくらい。
Via Colo V. Emanuele のバス停から40番バスでテルミニ駅へ
あまりに疲れ果てたので、ついにバスに乗ることに決定。露店のお兄さんの通勤に使われているようで、ちょっと焦ったけど、40番線は急行で2車両続きのため人が分散されてスリに狙われにくいかも。席にも座れて楽でした。
20:10、ようやくホテル着。今日もこれでもかっ!という勢いで歩きまくりました。
地下鉄・バスを使っているはずのに…ぜいぜい…_| ̄|○ il||li
この日の万歩計:21,328歩
大将ブログ:http://sfba-life.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/--2-87a3.html
朝食はホテルのビュッフェ。
サラダが全く無いのが気になるけど、ハムとサラミとチーズが美味しい!
でもコーヒー(自動で淹れるタイプ)が壊滅的にまずい……
イタリアに来たというのに、これってどうなの??
今朝はゆっくりめ、9時出発。
今日は「いかにも!!」なコロッセオとその周辺の遺跡を回ります。
昨日買ったローマ・パスも準備万端。れっつごー
テルミニ駅。
出発点はやはりここ。ホテルを駅近くにとってよかったぁ~。食べるところも多いし、地下にはスーパーや色んなショップがあってウィンドウショッピングだけでも楽しい
ちなみに、スーパーでミネラルウォーターを買うといいです。街中に出ると500mlが高いところで2ユーロぐらいしますが、スーパーなら1.5リットルで0.4ユーロです。
地下鉄B線。
これがね…汚いんですよね。ホント今にもスリが出そうな雰囲気。通勤時間と重なって混んでいたし、ちょっと怖かったなぁ。
カヴール駅。
何の変哲もない場所で方向が一瞬わからなくなりましたが、他にも同じ目的らしき観光客がいたので後を追うことに。正解でよかった。笑
雰囲気のある階段を上ると。。
サン・ピエトロ・ヴィンコリ教会。
ホントにここ??
ちょっと洒落た普通の建物に見えますけど…
でも人が入っていくし、とりあえず入ります。
ここにもミケランジェロの作品モーゼ像があるはずなのですが………
ありました!!どどーん、と!
当時の教皇が自分の墓廟を飾るために依頼したものですが、この時期システィーナ礼拝堂のかの有名な天井画に取り組んでいたため、全40体予定していた内このモーゼ像だけを作って終わったそうです。
この傑作の裏に教会の窓があり、自然に入ってくる光でまるで彫刻に後光が差しているような効果を狙っているとのこと。奥が深いねぇ~。
街を歩けば遺跡にぶつかり、教会を巡れば傑作に出会う…なんて都市なんだローマは!
コロッセオ。
今日もド迫力で佇んでいます。やはりここに来なければローマ、いやイタリアに来たとは言えない!!
コロッセオを目の当たりにして、嬉しそうにしている大将を見られたのもまた嬉しい!
観光客をどんどん呼び寄せて長蛇の列…でもローマ・パスがあるから行列を尻目に悠々と入場です!しかもひとつ目の施設だから無料
ローマの人々は、古いものに対してあまり思い入れがないのか、ただの合理主義なのか、数々の古い街道もアスファルト舗装にして高速道路にしちゃうし、神殿も壊してその上に別の物を建てちゃうし。このコロッセオが半ば崩れているのも、実はヴァチカンのサン・ピエトロ寺院の建材として使うためにもぎ取ったからだそうで…
収容人数は7万3千人だったとか!東京ドームの1.3倍ですよ!(日本のTV番組風) しかも天幕がついていたから本当にドームだったわけで…2千年前にこんなものを築いてしまうとは、土木工事好きの名に恥じません。
偶然にも観客席外の通路で特別展を開催中。数々の美術品が惜しげもなく並べられていて、これがまた楽しかった~
コンスタンティヌスの凱旋門。
コロッセオのすぐ脇に建っています。フランスの凱旋門のモデルになっていることでも有名。使いまわしのもぎ取り好きは、この凱旋門を飾るレリーフでも行われています
私はここからまっすぐ伸びる並木通りが好きなんです。写真では伝わりにくいかもしれませんが……。
4頭立ての馬車を駆って(?)勝者がここを威風堂々と通り過ぎる様を思い浮かべちゃうんですよね~
パラティーノの丘。
ローマ建国時の中心地です…この丘、結構高い ひーひー言いながら登った先には神殿跡や博物館があり、初代皇帝アウグスト以降、代々の皇帝が邸宅を築いていたそうです(アウグスト帝の邸宅も長蛇の列で入るのやめました)。
ところで、ここパラティーノの丘はコロッセオとの共通券で9ユーロ。混雑回避の裏技のおかげで、コロッセオではなくこちらでチケットを買うといいよ!と情報発信のとおり、こっちも大行列。意味ないぢゃーん
ま、行列に関係なかった我々にとっては、ローマ・パス様さまですな!
フォロ・ロマーノ。
紀元前6世紀から政治と経済の中心だったフォロ・ロマーノ。使いまわし&もぎ取りの上、さらに破壊したり土砂に埋めたりするのも得意なローマ人。ここも例外ではありませんでした。政治・経済の中心地が移動して帝政時代に掘り返されるまで土砂に埋もれていたおかげで当時は保存状態がよかったとか。
カエサルが暗殺された元老院前の階段。
荼毘に付された場所に建てられたカエサル神殿。
「全ての街道はローマに通ず」の原点となった石。
この地で国の行く末を決めるため、要人が演説し市民投票が行われていたなんて不思議。。
また新たに発掘作業が始まったのか、中央の部分が柵で囲われていました。次に来る時はまた違う何かが見つかっているのでしょうね。
だぁぁぁぁーー、それにしてもお腹空いたぁ!!もう2時だよぉ………
カンピドーリオ広場&カピトリーニ美術館。
広場はミケランジェロの構想の下に作られた広場で美しいです。古代ローマ時代、この丘は信仰の中心地。「神様のための丘」でかつては数多くの神殿が建てられていたそうです。
広場を取り囲むように建つカピトリーニ美術館は、世界最古の美術館。広場の騎馬像を正面に見て、右手の建物が入口、左手の建物が出口。一見繋がっているように見えないし、むしろ出口の方に「Musei Capitolino」なんて垂れ幕があるので入口が分からず迷い、
や「どぅーヴぇ いる えんとらーた(入口どこ)?」
と初のイタリア語文章を勇気を振り絞って警備員に投げかけてみました。
勤務中なのに携帯で楽しく談笑中だったので「あっち」と指されただけ。
私のドキドキした時間を返せ(再)。
まぁ、イタリア語で返事されてもわかんなかったんでいいんだけど。とりあえず通じたみたいだからいいや。
後で知りましたが、この美術館は右手の建物が「コンセルヴァトーリ美術館」、左手の建物が「カピトリーノ美術館」、両方あわせて「カピトリーニ美術館」と呼ぶそうで。
入場料は6.5ユーロだけど、ローマ・パスで素通り。
とにかく中は超複雑で迷いまくりました。
イタリアの観光地では、地図が配られないので所々にある地図を参考にするしかありません。
この美術館では何と言っても、ローマ建国神話の「赤子で捨てられていた双子の兄弟が雌狼に育てられた」という題材を元に作られたブロンズ像が有名。ほら、教科書で見たことがあるでしょ?!
建国の双子
謎な三つ子
双子は後から付け足されたということですが、いいバランスです。手で触れられるんですから、欧米の美術館はすばらしい!
歴代皇帝の胸像も印象深い。似ているのかどうかは分からないけれど、皇帝も人間で、はるか前に存在してその辺を闊歩していた人なんだなって考えると面白いものです。女目線から行くと、「あ、この人なかなかイケメン」なーんて思ってみたり。
ようやくとった昼食はこの美術館のテラス席で。手すりがあるので座ってしまうと眺めはイマイチだけど、風が気持ちいい。しかも美味しい!特に大将が注文したフォッカッチャは最高
ヴェネツィア広場&ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世記念堂。
イタリア統一を記念して1911年に完成したもの。どこにいても割りと目に付きやすいので、方向を知るのに便利です。ここのテラス席のカフェも眺めが良いとか。広場もローマのランドマークにふさわしく賑わっています。
確かこの近くで「地下鉄C線」の工事現場を見たような…。どこを走るんだろうなぁ??観光地巡りに便利になるといいな!
サンタ・マリア・ソープラ・ミネルヴァ教会。
前回パンテオンに行くついでに見つけて「覗いてみようか?」と友人と気軽に入ったところ、深く青い天井とバラ窓にすっかり魅せられてしまったのです。今回も来ることが出来てよかった!
そうそう、ここはガリレオが有罪となった「地動説」の異端審問の場所でもあるのです。
表にあるオベリスクの台座の象さんは、ミケランジェロの再来と言われたベルニーニの作品。
パンテオン。
紀元120年に再建されて以来の姿を留めている古代ローマの建築。無骨な外見とは裏腹に内部は壮麗です。
見よ!この曇天の下の重厚感!!
入って左手にラファエロのお墓があります。
手ブレ失礼
前に来た時から疑問に思っていたのですが、クーポラ(天井のドーム型)の円窓はすっぽり空いているけど、雨が降ったらどうなるんだろう……ってしっかり濡れました。小雨が降り始めたのです
疑問解決ですっきり?!
ナヴォーナ広場。
かつて馬車競技のあった場所らしく細長い広場です。
中央は噴水と大道芸人と怪しい露店商の溜まり場、周囲はテラス席のあるレストランが並んでいます。
ローマには数々の噴水がありますが、私の中ではこの「横綱噴水」が一番インパクトあるんですよね~
ほら?手前の彫刻、関取に見えますよね?!
夕食まで時間がまだあるというのでお土産探しに広場を一周しようとしたところ、1/4周もしないうちにレストランの勧誘に遭い、気づいたら席に座っていました。
このお兄さんが商売熱心な勧誘をしてました。
ここでいただいたのは、ピザ・マルゲリータ、グリーンサラダ・カルボナーラ。
このカルボナーラが絶品~
大将から食べ物を奪ったのは、これが初めてかもしれない。そのくらい美味しかった!量が上品だったのがちょっと残念なくらい。
Via Colo V. Emanuele のバス停から40番バスでテルミニ駅へ
あまりに疲れ果てたので、ついにバスに乗ることに決定。露店のお兄さんの通勤に使われているようで、ちょっと焦ったけど、40番線は急行で2車両続きのため人が分散されてスリに狙われにくいかも。席にも座れて楽でした。
20:10、ようやくホテル着。今日もこれでもかっ!という勢いで歩きまくりました。
地下鉄・バスを使っているはずのに…ぜいぜい…_| ̄|○ il||li
この日の万歩計:21,328歩
大将ブログ:http://sfba-life.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/--2-87a3.html
PR
この記事にコメントする
» 無題
何が感動って、ローマパスの偉大さです。(え、違うって?)遺跡はどれも素晴らしいけれど、やっぱり自分の目で見ないと記憶に残りづらいけれど、ローマパスの偉大さだけは私の心に刻まれました。前回も思いましたが、本当に歩きますねー。私もすごく歩くのが好きなのですが、夫が「疲れると(私の機嫌と体調が)悪くなるから嫌だ」と言って交通手段に頼りがちです。。
サンマテオのイタリアン食材店って、もしかして 92 を W Hillsdale Blvd で降りた Piazza's Fine Foods というところでしょうか?!(気になってたところなんです!)
サンマテオのイタリアン食材店って、もしかして 92 を W Hillsdale Blvd で降りた Piazza's Fine Foods というところでしょうか?!(気になってたところなんです!)