忍者ブログ
2007年某日渡米。 やなまんは、ダンナ様・大将とともにサンフランシスコでのいつもの日々をいつもこんな感じで楽しんでます?!
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

私がグリーンカード(以下、GC)を申請した2006年は、まだ9.11の影響が色濃く、数々の制限がありました。
そのひとつが申請場所で、以前は日本でもアメリカ大使館で申請できたらしいのですが、私が申請したタイミングではアメリカのケンタッキーにある移民局に集約されていました。
よって申請はアメリカに住んでいた大将に一任しております。
詳細がかけなくてごめんなさい。
私が出来た事は、数回渡米して必要な書類にサインしたり、結婚の事実をアメリカ側に認定してもらうために規定日数一緒に滞在したりすることでした。

そして最大の山場は、GCのインタビュー@アメリカ大使館です。

どんな一日だったのか?!
何を聞かれたのか?!
英語?日本語?!

面接を待つ皆様はさぞ緊張の日々を送っていることと思います。
というわけで私が経験した面接の一日をお届けします。

******************
先に総評として、
①早めに行こう!
ある程度の時間ごとに区切られてはいるものの、基本的に先着順で進みます。

②暖かい格好をしていこう!
アメリカ大使館内は治外法権、すっかりアメリカンです。
冷房の設定が異常なほど寒い。
暑がりの人はともかく、寒がりの人は夏場ほど寒さ対策が必要です!
フリース、ストール、レッグウォーマー…とにかく持って行きましょう。

③暇つぶしの本を持って行こう!
結構待たされます。
電子機器が全て持ち込み禁止なので、携帯はもちろん、PSPもDSもダメ、
電子辞書もダメ、カメラもダメです。
これらのアイテムは持って行かないのが一番楽です。
そしてその代わりに待ち時間を潰してくれるのが本です。
日頃読みたいけど、まとまった時間がないな、と本棚に眠っている
あの本を持って行きましょう。
******************

ではドタバタの一日は、つづきへどうぞ!

さて、私の面接日はこんな一日でした。

<7:00 起床>
準備は昨日のうちに済ませていたのに、なぜか出発は8:20。
バスが遅れ、電車が出たばかり、乗り継ぎ最悪というステキな
タイミングで、溜池山王到着が8:52。
ここから猛ダッシュ開始。
銀座線ホームを経て、なが~い地下通路を駆け抜け、
最寄の13番出口着が8:56。
確かHPではここから5分って書いてあったな~と思いつつ、
ゆるい上り坂をさらに駆け上がる。

<9:00 大使館の門に到着>
ちなみに面接で呼び出されていた時間は9:00です。あはっ♪
門でまず身分証明書を呈示。
おいおい、そんなことHPに書いてなかったぢゃん!
って思ったけど申請に来たなら誰でもパスポートは持ってるはずだった。
私は身に染み付いている&すぐ取り出せる免許証をみせた。
食べ物と飲み物を大きなコンテナに入れたら、
門の管理棟に入ってセキュリティチェック。
ここで電子機器一切を預ける。
空港にあるような小さなプラスチックトレイに載せると
引き換えに番号札をもらう形式。
で、金属探知機でピーピーひっかかったけど、無事通してもらい、
いよいよ大使館の中へ。


<9:05 大使館へいざ突入!>
大使館に入ったらまず番号札を取る。
(銀行でやるような感じで。)
経験談のHPを見ると自分で取ることになっていたけれど、
私が行ったときは係員が立っていて、名前を告げると係員が
番号札の機械のボタンを押し、その番号札とクリアフォルダに
入った書類を渡された。
係員は手元の名簿に(15人くらいあったかな)番号を書きとめると
書類を簡単に説明してくれる。
説明が終わると、ずらーっと並んだ席に適当に座る。

書類は2つ。
1つ目は、現住所とアメリカ住所を書くもの。
上部にGCを送るアメリカの住所を書く部分があり、
下部は、大使館側が利用する書類のチェックリスト載っている。
2つ目は、「持参した書類をこの順番に、このフォルダに入れてね」という指示書。
すでに申請時に提出済みのものは無視して、
他の書類を順番どおりにいれ、予め大使館から持参するよう
指示を受けていた書類と合わせて、
クリップ止めしてフォルダに入れる。

<部屋の様子>
いつ呼ばれるか分からなかったので、慌てて準備を済ませたら
ようやく一息ついて驚くほど噴出してた汗を拭き、周りを見渡すと。
横長の部屋で、正面にチケットブースのような狭い窓口が10個。
その前に椅子がずらっと並んでる。
窓口の両側2箇所の天井近くに、呼び出し番号を掲示する
電光掲示板があるけど、これが番号が表示されて1秒で
切り替わるので、なんの目印にもならない。
席に座っているのは30人くらいだったかな。
で、ふと気づいてしまったのが、アメリカ人の旦那さんを持つ人たちは
皆、旦那さんが付き添っていた。

………。
寂しいぢゃないか!

まー、要するに、人数座っている割にはそんなに順番は待たないはず……だった。


<9:45 呼び出し1回目>
この時点ですでに40分待ちかい。
呼び出されるのは1or2番窓口で書類を渡すだけ。
係が不備がないことを確認すると、D-230Part2の質問欄に答えて
健康診断のレントゲン写真を返される。
この書類でデータをアップデートしたら、
「次は指紋なのでまた番号を呼びますね」
といわれ、再び席へ。
ちなみに受付が日本語を話す物腰柔らかな人で、「見ます?」と聞かれて
禁開封だった警察証明と健康診断書を見せてもらっちゃいました。
何の変哲もない文書だったけど。

<10:20 呼び出し2回目。>
4番窓口。
指紋取得。これだけ。
まあ強いて言えば、汗で湿っていたせいかうまくスキャンできなくて、
指をセーターで拭いてと言われたくらいか。
次は面接だからまた座っててといわれる。


<ひたすら待つ、待つ、待つ!!!>
ありえない。
ありえないほど待たされた。
ここまでは大体番号順に呼ばれていたからいいとして、
最後の面接だけ超適当なわけですよ!
係員が書類を手に取った順番で、明らかにおまえ逆から取っただろ!!って順番。
私の番号は235番。
228、229、230と順調に来ていたのに、急に242とかに飛ぶわけですよ!
書類に不備があった人が合間に呼ばれるのはいいとして、
その後番号は、231、232、233、234、
次?!と思いきや、
241、240、239、238、237、236って呼ばれて、私が最後かよっ!!!!!!
と三村バリのツッコミを入れたくなった。

もう身体は冷房で冷え切ってて限界に近かったし、
英語で会話するから英語脳に切り替えておこうと思って、
持って行った文庫本も途中で読むのをやめたし、携帯ないし、
ましてやDSないし、暇でヒマでひまで…。

あまりに暇を持て余していたので、冷え切った体を少し動かそうと歩いたら
右手後方にトイレ・水のみ場・公衆電話・スピード写真・長椅子を発見。
ちょうど喉が渇いていたので、水のみ場に近づいたら、
お湯が出るじゃーあーりませんかっ!これが救い!
体が温まって助かった!
トイレも冷房が届かず、暖かかった!
ところが、トイレには呼び出しの声が届かないので、
やや暖かいトイレ前の長椅子でしばらく待ってたり、
窓口前の椅子に戻ったり、なんか落ち着かなかったな~。
でももうあまりに暇すぎて、最後は寝てた。笑
英語脳はどうした、ワタシ。笑

で、そうだ。12:30の映画を親と見る約束していたから、
待ち合わせの電話をしなきゃと公衆電話から電話して
「もしもし」と言ったとたんに番号が呼ばれた。
だいたい、得てしてこういうタイミングなんだよなぁ…。
今朝のバスと電車が物語ってたわな。

<11:45 呼び出し3回目。面接本番。>
指紋から1時間25分待ち…。冷えるし、眠いわけだ。笑
7番窓口で面接。
そして、面接も小部屋でやるんじゃなくて、チケットブースのような
しょぼい窓口で立ち話。
いいのか、こんなんで?!

で、ここでも経験者のHPに「面接を日本語でするか英語でするか
聞かれる」とあって、実際、中には日本語でやってる人もいたけど
アメリカ人男性の面接官だった私の時はそんなこと微塵も聞かれやしない。
いきなり英語で「じゃ宣誓からはじめよう」と、右手を上げて
「ウソ、ツカナイ(I do.)」という。
ちなみに微妙に緊張して、どもった。

続いて質問。
①ビザの目的は旦那さんと一緒に暮らすことだね?
②結婚はいつ?
③へー、クラスメイトだったんだ~!(面接官の独り言)
④書類に不備はないみたいだね~。(面接官の独り言)
⑤健康に問題はないよね?(ほぼ面接官の独り言)
⑥旦那さんはGCホルダー?市民?
…あ、市民権取ったんだ(面接官の独り言)

書類のフォルダをたぱんと閉じると
係「おめでとう!これで終わりです。一週間くらいで
パスポートを返送します」
や「ありがとうございます!って、え、終わり?これだけ?」
係「今日はこれで終わりだよ~一週間でパスポート送り返すから」
や「(それは聞いたけど)そうですか」
係「これから気をつけて渡米してね!お幸せに!」
や「ありがとう」
それで、VISAの説明についての紙切れを一枚もらって終了。
トータル3時間弱。内、窓口にいた時間10分。
どこの大学病院ですか、ってくらい無駄に長かった。。


<感想>
いや~それにしても大使館の中って、ホント、アメリカン!
扉からトイレから、設備がアメリカン。空調もアメリカン。
激サムですよ。ありえない寒さでね。
着いてすぐは玉のような汗をだらだら垂れ流していたので
※前述のとおり酷暑の日差しの中を猛ダッシュしたため
最初は快適なんだけど、すぐに汗がひいて今度は身体が冷える。
風邪引きそうだったわ。
そしてこの処理の順番ね。日本の役所じゃありえねー。(多分)
というわけで、とにかく
寒い!
そして
待たされる!
ということだけ覚えていて下さい。
書類に不備が無ければ、恐れることは何もありません!
GOOD LUCK
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:

Copyright © [ いつもこんな感じで。inCA ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート and ブログアクセスアップ
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]

/*アクセス解析*/ /*記事別アクセス解析*/